Faq
よくある質問
女性の薄毛治療についてよく頂くご質問をまとめました。
当院には女性薄毛治療専門の医師・毛髪診断士が在籍しているため、
しっかりと疑問点を解消して頂いて治療を行える環境が整っています。
薄毛についての基礎知識
QFAGA/FPHL(女性型脱毛症)とは何ですか?
FAGA(Female Androgenetic Alopecia)/FPHL(Female Pattern Hair Loss:女性型脱毛症)は、女性にみられる代表的な非瘢痕性脱毛症の一つです。
典型的には、生え際が大きく後退するというよりも、頭頂部から分け目を中心に髪の密度が徐々に低下し、分け目が広がって見えるようになります。
毛根にある毛を作り出す場所である毛包では「毛包のミニチュア化」と呼ばれる変化が起こり、1本1本の毛が徐々に細く・短くなることで、頭皮が透けて見えやすくなります。遺伝的素因、加齢、ホルモン環境、毛包自体の感受性など複数の要因が関与すると考えられています。
FAGAは進行性であることが多く、進行してから失われた毛量を完全に戻すよりも、早期に診断して毛包のミニチュア化を抑え、現在の毛量を維持しながら発毛を促すことが重要です。
Q男性と女性の薄毛はどう違うんですか?
女性の薄毛は原因が明確にわかっていませんが、いろいろな複合的な要因で、頭頂部の分け目を中心に薄毛の症状が出ると考えられています。
女性では血液中の男性ホルモン値が正常でも発症することがあり、単純に「男性ホルモンが多い病気」とは言えません。
一方、男性は明確な理由がわかっていて、悪玉男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる男性ホルモンが毛根に対して脱毛シグナルを出すことで、毛が細くなったり抜け毛が増えることによってAGAの症状が出ます。
これによって男性と女性では治療薬も異なってきますので、弊院は女性の薄毛FAGAの専門薬を取り揃えています。
QFAGAと円形脱毛症の違いはなんですか?
FAGAと円形脱毛症は異なるタイプの脱毛症です。主な違いは以下の通りです:
FAGA(女性型脱毛症):
- 主に女性ホルモンの変化による脱毛症
- 頭頂部や分け目から徐々に薄くなる傾向がある
- 完全に無毛地域だけになることは少なく、全体的に(びまん性に)薄くなる
- 遺伝的要素、ホルモンバランスの変化(閉経期など)、ストレスなどが原因
円形脱毛症:
- 自己免疫疾患の一種
- 突然、円形や楕円形の脱毛斑が現れる
- どの年齢層でも発症し、男女差はない
- ストレスや遺伝的要素が関与するとされるが、免疫系が自分自身の毛包を攻撃することが主因の自己免疫疾患と考えられている。
- 多くの場合、数ヶ月で自然に回復するが、再発することもある
治療法も異なり、FAGAではミノキシジル内服/外用・スピロノラクトン内服・メソセラピーなどが一般的ですが、円形脱毛症では免疫抑制剤、ステロイド治療、JAK阻害薬(オルミエント)などが用いられることが多く治療方針が異なります。
QFAGAの主な症状・初期症状は何ですか?
初期には、髪の1本1本が以前より細くなった、分け目が広がった、頭頂部の地肌が目立つ、髪のボリュームが出にくくなった、抜け毛が増えた、といった変化として気づくことがあります。
代表的な症状のパターンは、①頭頂部・正中部を中心にびまん性(広く)に薄くなるタイプ、②前頭部の分け目が三角形状に広がる“Christmas tree pattern”などです。FAGAでは毛包のミニチュア化が徐々に進むため、明らかな薄毛になった時点ではすでに毛量が相当低下している場合があります。
そのため、以前の写真と比較して分け目が広くなっている、髪を束ねたときの量が減った、トップのボリュームが落ちたなどの変化が続く場合には、早めに専門の医療機関の診察を受けることが推奨されます。
QFAGAの原因は女性ホルモンの減少ですか?
女性ホルモンの減少は髪の成長期を短くしてしまうので影響は大きいですが、「女性ホルモンの減少だけ」が原因ではありません。FAGAの病態は完全には解明されておらず、遺伝的素因、加齢、アンドロゲンへの毛包の感受性、ホルモン環境などが複合的に関与すると考えられています。
閉経前後に薄毛が目立ち始める女性は少なくありませんが、若い女性にもFAGAはみられます。また、多くのFAGA患者では血中アンドロゲン値が正常範囲です。一方、多毛、強いニキビ、月経不順など高アンドロゲン状態を疑う症状を伴う場合には、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)などを含めた評価が必要になることがあります。
したがって「ホルモンバランスが悪いから」と自己判断するのではなく、薄毛のパターンや経過、必要に応じた血液検査などを組み合わせて評価することが重要です。"
QFAGAは自然に治りますか?
FAGAは一般に慢性的・進行性の経過をとるため、原因となった一時的な体調変化が改善すれば自然に戻る「休止期脱毛症」とは性質が異なります。治療を行わない場合、年単位で徐々に毛髪密度が低下していくことがあります。
FAGA治療の重要な目的は、単に新しい毛を増やすことだけではなく、毛包のミニチュア化を抑えて進行を止める・遅らせることです。進行した状態から大きく毛量を回復させるより、比較的早い段階で治療を開始して現在の毛髪を維持する方が治療上有利と考えられています。
なお、急激に大量の抜け毛が増えた場合にはFAGAだけでなく、休止期脱毛症、甲状腺疾患、鉄欠乏、円形脱毛症など別の原因が重なっていることもあるため、診断が重要です。
当院ではFAGAの患者様の治療を数多く行ってきた実績がございますので、どの治療がご自身の症状に合うかを見極めながら治療することが可能です。
QFAGAはどのように診断しますか?
FAGAの診断は、薄毛が始まった時期や進行速度、家族歴、月経・妊娠出産歴、服薬歴、食生活や体重変化などについて詳しく問診し、頭皮や毛髪の状態を診察することが基本です。典型的なFAGAでは、頭頂部から分け目を中心として毛髪が徐々に細くなり、全体の毛髪密度が低下していく特徴があります。こうした特徴的な臨床所見から肉眼で診断できることが多いです。
また、当院ではFAGAの進行度を客観的に評価する指標の一つとして「Ludwig(ルードヴィッヒ)分類」を用いて重症度を判定し、治療方針を決定します。Ludwig分類は女性型脱毛症の代表的な重症度分類で、頭頂部を中心とした毛髪密度の低下をⅠ~Ⅲ型の3段階で評価します。
Ⅰ型は比較的軽度で、分け目や頭頂部を中心に毛髪が細くなり、地肌がやや目立ち始めた状態です。Ⅱ型では毛髪密度の低下がさらに進み、分け目が広がって頭皮の透けが明確になります。Ⅲ型は高度に進行した状態で、頭頂部の毛髪密度が大きく低下し、広い範囲で頭皮が目立つようになります。こうした重症度評価に加え、実際の毛髪の太さや密度、薄毛の範囲なども確認しながら、患者様ごとの状態を総合的に評価します。
一方、女性のびまん性脱毛ではFAGA以外の原因が併存していることもあります。例えば、鉄欠乏や甲状腺機能異常、急激な体重減少、栄養状態の変化などによっても抜け毛が増えることがあります。そのため症状や背景に応じて、鉄・フェリチン、甲状腺機能、ビタミンD、亜鉛などを血液検査で確認することがあります。また、月経不順、多毛、強いニキビなどが認められる場合には、アンドロゲン過剰やPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)などの可能性についても評価を検討します。
FAGAの診断では、「薄毛があるかどうか」だけではなく、FAGAに特徴的な薄毛なのか、どの程度まで進行しているのか、さらに薄毛を悪化させる別の要因が隠れていないかを確認することが重要です。当院では、問診・頭皮や毛髪の診察・Ludwig分類による重症度評価・必要に応じた血液検査などを組み合わせ、一人ひとりの状態に合わせて治療方針を検討します。
Q頭皮マッサージはしたほうがいいですか?
頭皮マッサージだけでFAGAを治療できるという十分な医学的根拠はありません。
小規模な研究では、健康な男性9名が1日4分の標準化された頭皮マッサージを24週間行ったところ、毛髪の太さが増加したと報告されています。しかし、対象人数が非常に少なく、女性のFAGA患者を対象とした質の高い比較試験ではないため、この結果だけでFAGAの治療効果を証明することはできません。
気持ちよい範囲でのマッサージをヘアケアの一環として行うこと自体は構いませんが、強く擦る、髪を引っ張るなど頭皮や毛髪に過度な物理的負荷をかけることは避けましょう。FAGAの治療では、医学的エビデンスのある治療を中心に考えることが重要です。
Q髪の毛は1日何本以上抜けるのが多いと判断されますか?
健康な人だと1日に100本前後抜けることが多いですが、FAGAの人など抜け毛が増えている人は150本〜200本以上1日に抜けることもあります。
またシャンプーをしたときに手に10本から20本以上つく場合も、FAGAと判断される方に多いです。
Qシャンプーってどのくらいの頻度で行えばいいですか?
湯シャン(お湯だけで頭を洗うこと)ってどうですか?
湯シャン(お湯だけで頭を洗うこと)ってどうですか?
シャンプーの頻度はその方の頭皮の皮脂分泌量によります。目安としては、50〜60代までは毎日シャンプー、50〜60代以上の方は2日に1回のシャンプー、80代以上は湯シャンで十分といった感じです。 ただ、頭皮の皮脂の分泌量は人によるので、その方の頭皮がどのくらい乾燥しているのかを目で見て判断することが大事です。ちなみに1日に2回シャンプーすることはどの年齢でも基本やりすぎですので、適切な頭皮の皮脂バランスを保つことが大切です。
QFAGAは早く治療を始めた方がよいですか?
FAGAでは、早期に診断して治療を開始することに医学的な意味があります。FAGAが進行すると毛包のミニチュア化が進み、太く長い毛を作っていた毛包から、細く短い毛しか作れない状態へ変化していきます。
複数のレビューでは、現在の治療は「大きく失われた毛量を完全に取り戻す」ことよりも、「薄毛の進行を抑えて残っている毛髪を維持する」方が効果を出すことは簡単とされています。
そのため、分け目が以前より広がった、頭頂部が透ける、髪が細くなったなどの変化に気づいた段階で診断を受けることが重要です。
Q薄毛治療をすると髪の毛のクセ/うねりなどはどうなりますか?
日本人の髪の毛は9割以上が大小あれど扁平率(髪の断面の縦横が何対何か)が1:1ではないので、クセが大小あります。
薄毛が進行すると、クセが出やすくなるのですが、薄毛治療をすると髪が太くなるので、クセ/うねりが改善する傾向にあります。
治療について
Qミノキシジル以外の外用薬はありますか?
弊院ではミノキシジルの外用薬をメインに扱っております。他にも、フロジン(カルプロニウム塩化物)や市販の外用薬がありますが効果は少し落ちてしまいます。
Qメソセラピーは契約当日に行えますか?
契約当日から開始して問題ないです。但し、次の日髪を染めるなどの美容院の予約が入っている方などの、翌日メソの施入部が荒れるような状況になる時は次回予約時からメソを開始する調整をすることがあります。
Q治療を行う前に採血は行いますか?
初回の採血では、薄毛の原因がないかどうかをまずみます。貧血があったり、亜鉛の量が低下している場合は、そちらが直接薄毛の原因になる可能性があります。また、初回採血では感染症の有無や他の疾患がないかも見ます。2回目採血では内服薬によって肝機能や腎機能の悪化がないかをフォローします。初回採血結果は2回目受診時、2回目採血結果は3回目受診時の診察室にこられた時に紙を渡して採血結果の説明いたします。
Q初期脱毛の期間以降に抜け毛が増えてきました。
初期脱毛の期間終了後に抜け毛が増えた場合、大きく4つほどの方向から考える必要があります。
1.使用している薬:ミノキシジルやスピロノラクトンの作用不足
2.ストレス・生活習慣:短期間でのストレスの増悪や不規則な生活習慣による抜け毛の増加
3.季節:主に秋であったり季節の変わり目で抜け毛が増加している
4.精神疾患:本当は抜け毛は増えていないが、増えているように感じてしまっている可能性。
Q薄毛治療薬の副作用ってなんですか?
薄毛治療薬で効果が高くよく使用されるミノキシジルは頭痛、動悸、むくみ、初期脱毛、多毛症(ムダ毛が増える)などの副作用がありますが、個人差が大きいので副作用がでないことも多いです。抜け毛を減らすスピロノラクトンは、保険診療では利尿薬として使用されているのでトイレが近くなることがありますが、当院で処方している用量だとそこまで利尿作用が出ることは少ないです。外用薬は肌に合わないと痒くなったり赤くなったりすることがあります。
Q顔がむくんだり腫れてきたりしたんですが、これは治療の影響ですか?
ミノキシジルを治療で使用し始めた場合、血管の透過性が亢進して、顔や手足がむくみやすくなることがあります。こちらは1〜2ヶ月経てば体が慣れてむくみづらくなってくる場合も多いですが、ミノキシジルの量を減らすことによって、むくみを早く抑えることも可能です。ただ薬を減らした場合、効果も減ってしまいますので、そこは効果を優先するか副作用を減らすかご相談させていただいて決める場合が多いです。
Qムダ毛が増えてきたんですけどどうしたらいいですか?
まずムダ毛が増えるのは薄毛治療の効果が出ている証拠です。そのためミノキシジル内服を減らしてしまうことは発毛効果を下げてしまう可能性があるので慎重に対応していきます。対応方法としては医療脱毛を受けていただくこともいい方法ですが、その他の方法としてミノキシジル内服量を減らして外用薬の濃度を上げる(カウンター)という方法もありますので、診察のうえ治療への希望を総合的に判断して対応します。
Q頭皮がかゆくなってきた / 荒れてきたのですが、外用薬はやめたほうがいいですか?
A:頭皮がかゆくなる事は外用薬の影響である可能性があります。頭皮が荒れると、①かゆみ②乾燥③発赤④ニキビ様症状⑤表皮剥離などの皮向け、などの症状が出ます。外用薬か他の原因のどちらで頭皮が荒れているかの判断は難しいです。患者さんの不快感が強い場合にはミノキシジルの濃度を下げたり中止したりする場合も検討しますが、皮向け・血が滲むなどがなければできれば外用薬を続行する方向
Q長期服用すると耐性や副作用はありますか?
薄毛治療の効果がずっと右肩あがりになるわけではなく、髪の維持期に入るので「耐性があるのではないか?」とおっしゃられる方もみえますが、基本的には薄毛治療で使用する薬剤に長期服用に関する耐性・副作用はありません。
Qお薬の飲み合わせで気をつけることはありますか?
薄毛治療薬とすでに飲んでる薬の飲み合わせで注意するポイントは何個かあります。すでに高血圧の薬を飲んでいる患者さんはミノキシジルの内服を行うと血圧が下がりすぎる可能性があるのでそちらを説明ししないといけないです。後はNSAIDsはミノキシジルの効果を落とす可能性があると言う風には言われているんですが、飲み合わせに関しては問題ないです。
Q何の疾患があればどの治療ができないかを教えてください。
・高血圧
ミノキシジルが降圧作用があるので、他に降圧薬を服用している場合には飲み合わせを確認し、血圧が下がりすぎる可能性があります。アムロジピン・カンデサルタンなどの単剤+ミノキシジル2.5mg内服くらいでしたら血圧が下がりすぎることはあまりありません。
・低血圧
ミノキシジルが降圧作用があるのでミノキシジル内服薬の投与量には注意が必要です。低血圧を特に心配される方はミノキシジル外用であれば、低血圧への影響は少ないです。
・偏頭痛
偏頭痛が元からある方は偏頭痛が悪化する可能性があります。
・悪性腫瘍
悪性腫瘍が現在ある方には幹細胞上清液のサイトカインが細胞増殖を活性化する可能性があります。悪性腫瘍既往の人で再発がしばらくない場合や、良性腫瘍が現在ある方には問題なく幹細胞上清液は使用できると考えています。
・キシロカイン(リドカイン)アレルギー
基本ミノキにはリドカインが入っていますので、キシロカインアレルギーがある方はキシロカインを混ぜない形で注入させて頂きます。
Q初期脱毛ってなんですか?
FAGA治療を始めると一時的に抜け毛が増えることはありますか?
FAGA治療を始めると一時的に抜け毛が増えることはありますか?
ミノキシジル治療の開始後、一時的に抜け毛が増えたように感じることがあります。これは一般に「初期脱毛」と呼ばれ、毛周期が変化する過程で休止期にあった毛が抜け、新しい成長期へ移行するタイミングが重なることが一因と考えられています。
ただし、治療中の抜け毛がすべて初期脱毛とは限りません。FAGA自体の進行、休止期脱毛症、鉄欠乏、甲状腺疾患、急激な体重減少、強いストレスなどが重なっている場合もあります。
初期脱毛は治療開始後1~2ヶ月続くので、むしろミノキシジルの効果がしっかり出ている証拠ですのでご安心ください。初期脱毛は他の原因がなければ100%おさまります。
Qサプリメントの女髪とルグゼバイブはどう違って、どういう人におすすめなのですか?
当院では、女性の薄毛治療をサポートするサプリメントとして「女髪」と「ルグゼバイブ」を採用しており、年齢や薄毛の状態、血液検査の結果、更年期症状の有無などを確認しながら使い分けています。
「女髪」の特徴の一つは、髪の健康維持に重要な微量元素である亜鉛が配合されていることです。亜鉛は毛包を含む身体のさまざまな組織の正常な細胞機能に必要な栄養素で、亜鉛欠乏では脱毛がみられることが知られています。また、AGA患者と血清亜鉛値の関連を検討したメタ解析や、ビタミン・ミネラルとAGAとの関連を検討したシステマティックレビューでも、亜鉛と毛髪との関連が報告されています。
ただし、亜鉛を多く摂取すればするほど発毛するというわけではありません。そのため当院では、初診時の血液検査で亜鉛値も確認し、特に亜鉛が不足している患者様では「女髪」を選択する際の一つの判断材料としています。
また、「女髪」には穀物由来成分であるミレットエキスが配合されています。ミレット由来成分については、女性を対象とした無作為化二重盲検プラセボ対照試験で、ミレット由来のmiliacinを含むサプリメントを12週間摂取した群において、休止期毛の密度低下などが報告されています。
一方、「ルグゼバイブ」にはプラセンタ由来成分が配合されていることが特徴です。プラセンタについては、更年期女性を対象とした複数の臨床研究で、更年期に伴うさまざまな症状の改善が報告されています。そのため当院では、40~50代を中心に、更年期に伴う体調変化などがみられる患者様では「ルグゼバイブ」を選択肢の一つとしてご案内することがあります。
このほか、ビタミンB群をはじめとした毛髪の健康維持に関係する栄養素については両製品で共通する部分があります。
当院では、年齢だけで一律にサプリメントを決めるのではなく、血液検査の結果や食生活、年齢、更年期症状などを確認したうえで選択しています。特に亜鉛不足が認められる方や、どちらを選択するか明確な理由がない場合には「女髪」を選択することが多く、40~50代で更年期に伴う症状なども考慮したい場合には「ルグゼバイブ」をご提案することがあります。
なお、これらのサプリメントはFAGA治療における補助的な位置づけです。当院ではサプリメントだけに頼るのではなく、診察や検査結果をもとに、必要に応じてミノキシジルなどの治療と組み合わせながら、一人ひとりに合わせた治療をご提案しています。
治療効果について
Qどのくらいの期間で効果を実感される患者様が多いですか?
まず髪の毛の立ち上がりが良くなることが治療の効果の現れで、これは3ヶ月で実感することが多いです。6ヶ月までくらいに透け感が減る、毛が太くなるなどの効果実感が始まります。治療効果が出揃ってくるのが1年くらいが多いですが、どうしても発毛には個人差があるので、2年目の治療でも髪の毛が増える方もいたりします。
Q治療って髪の毛が増えた後はやめられるんですか?
どうしても治療を完全にやめてしまうと、徐々に効果が薄れてきて薄毛が進行してしまう場合があります。なので、治療を続けられる方もみえれば、治療をやめて薄毛が気になるようになってから治療を再開する方もみえます。治療を辞めた場合の薄毛の進行具合には個人差が大きいのでやめてみないとわからない場合が多いです。
Q成長因子と幹細胞培養上清液はどのくらい効果の差があるんですか?
成長因子は海外産で中に入っているサイトカインの量が明示されていませんが、幹細胞培養上清液を培養した上澄み液を使用しているので発毛効果は高いです。弊院が仕入れている幹細胞培養上清液は国産のラボで培養している安全性の高いもので、中に入っている有効成分のサイトカイン含有量が明示されているので効果がより高いです。
Q薄毛治療をすると白髪は治りますか?
これはよく言われますが、半分合っていて半分間違っています。既に白髪になっている毛はもう2度と黒い毛になる事は無いです。しかし、髪は一つの毛穴から基本的に1~3本生えており、そのうちのサブの細い毛(副次毛)が薄毛治療によって太く生えてくることによって、黒い毛が新しく生えてきたように見えることがあります。髪を黒くするのはメラノサイトと言うメラニンを作る細胞が毛根にありますが、これが髪の毛にメラニンを供給することによって髪が黒くなります。一度メラニンを紙に渡せなくなった。メラノサイトは、ずっとメラニンを髪に渡せないので、一度白髪になったのは元に戻らないというのがこういう理由です。
Q治療の効果の個人差はどうして出るんですか?
これにはいろいろな原因がありますが、まず薬剤がその人にどのぐらい効くかどうかが個人差が大きいです。また体質によって怪我太かったり、細かったり、髪の毛の量が多かったり少なかったりと治療を行う前の状態も異なるので、治療始めても効果が様々な結果になります。
Q鉄・亜鉛・ビタミンなどのサプリメントでFAGAは改善しますか?
鉄、亜鉛などは正常な毛髪の成長に関与しています。女性の脱毛患者でフェリチンやビタミンDが低い傾向を示した研究もあり、栄養欠乏がある場合には補正する意義があります。
2024年のシステマティックレビューでも、ビタミン・鉄・亜鉛などとAGAとの関連を示す研究があります。
そのため、食事状況や月経量、貧血歴などを確認し、必要に応じて血液検査を行ったうえで不足している栄養素を補うことが合理的です。過剰摂取が健康障害につながる栄養素もあるため注意が必要です。
Qミノキシジル内服はFAGAに効果がありますか?
低用量ミノキシジル内服(Low-Dose Oral Minoxidil:LDOM)は、近年FAGA/FPHLに対して使用される王道治療です。日本では薄毛治療を目的としたミノキシジル内服は当院のような自由診療で使用されます。
女性FPHLを対象とした無作為化臨床試験では、低用量の経口ミノキシジルによる治療効果が検討されています。一方、内服では全身に作用するため、多毛、むくみ、動悸、血圧低下などの副作用が出ることがあります。
当院ではその方にあった使用量を見極めながら、使用量を数ヶ月ごとに変更していくオーダーメード処方を採用しているので、副作用を抑えながら最大限の効果を引き出していきます。
QスピロノラクトンはFAGAにどのように作用しますか?
スピロノラクトンは元々、利尿薬・高血圧治療薬などとして使用される薬剤ですが、抗アンドロゲン作用を持つため、女性の薄毛治療に使用されます。特にアンドロゲンの影響が疑われる症例などで治療選択肢となります。
2023年のシステマティックレビュー・メタ解析では、スピロノラクトンを用いた女性型脱毛症で改善を認めた症例が報告されています。
副作用として月経不順、血圧低下、頻尿、高カリウム血症などがあるため、患者様の年齢、基礎疾患、併用薬などを確認したうえで医師が処方を判断します。
契約について
Q1年契約をしたとして、治療は途中でやめられるのですか?
契約は途中で解約することが可能です。そして解約手数料はいただいておりませんので、未治療未実施分の治療分のご料金は契約者の指定する口座への振り込みで返金をさせていただきます。ただし実施分の治療費は効果を感じられなかったとしても、返金は致しませんのでその点はご了承下さい。
Q薬の量を調整した時に料金は変わりますか?
内服・外用薬の量を調整するのは料金に変更はありません。この理由としては、その患者様に合わせた薬剤の量を料金に左右されず適切に判断したいという考えによるものです。ただ、メソセラピーの量の増量変更時には別途料金をいただいております。
患者様の治療体制について
Q治療に携わっているスタッフについて詳しく教えてください。
ルートレディースAGAクリニックでは、これまで3,000人以上の女性の薄毛・FAGA治療に携わってきた院長・清水を中心とする医師チームと、日本毛髪科学協会の最高位資格である「毛髪診断士指導講師」を中心とするカウンセラーチームが連携し、患者様一人ひとりの薄毛の状態や治療経過を確認しながら診療を行っています。
女性の薄毛は、症状や進行の程度だけでなく、年齢、生活習慣、ホルモン環境、既往歴、これまでの治療歴などによっても状態が異なります。そのため当院では、単に決まった治療薬を処方するのではなく、医師が医学的な診断・治療方針の決定を行い、カウンセラーが日々の髪のお悩みや治療中の変化、不安などを継続的にフォローする体制を整えています。
特に当院には、毛髪や頭皮に関する専門知識を有する「毛髪診断士」だけでなく、その最上位資格であり、毛髪診断士を指導・育成する立場にある日本に50名程度しかいない「毛髪診断士指導講師」が在籍しています。指導講師のもと、院内でも女性の薄毛や毛髪に関する知識・カウンセリング技術の教育を継続して行っています。
また、治療開始後も医師とカウンセラーが情報を共有し、発毛の経過や抜け毛の変化、副作用の有無などを確認します。必要に応じて医師が治療内容や薬剤量を見直し、患者様の状態に合わせて治療を調整していきます。
女性の薄毛治療は、数か月から年単位で経過をみていくことも少なくありません。だからこそルートレディースAGAクリニックでは、女性の薄毛・FAGAに携わってきた医師と毛髪の専門知識を持つスタッフがチームとなり、治療開始からその後の経過まで継続してサポートすることを大切にしています。
QルートレディースAGAクリニックの専任担当性について詳しく教えてください。
ルートレディースAGAクリニックでは、患者様一人ひとりに専任の毛髪診断士カウンセラーが担当につき、治療開始からその後の経過まで継続してサポートする「専任担当制」を導入しています。
女性の薄毛治療は、治療を開始してすぐに結果が出るものではなく、数か月から長期間にわたって経過を確認していくことが大切です。その間には、「抜け毛が増えた気がする」「薬の副作用が心配」「本当に効果が出ているのか分からない」「治療内容を変更した方がよいのか」など、さまざまな疑問や不安が生じることがあります。
当院では、来院するたびに毎回異なるスタッフが対応するのではなく、原則として同じ担当者が継続して患者様の状態を確認します。これにより、治療開始時のお悩みやご希望だけでなく、これまでの治療経過や毛髪の変化、気になっていることなども把握したうえで、継続的にサポートすることができます。
専任担当性は、他院の薄毛治療クリニックでよくありますが毎回スタッフが変わってしまい患者様の満足度が低い現状を受け、薄毛治療業界では当院が初めて導入している仕組みです。
もちろん、治療内容の決定や薬剤の処方、副作用への医学的な判断は医師が行います。専任カウンセラーと医師が患者様の情報を共有しながら、治療経過に合わせて必要な診察や治療内容の見直しにつなげています。
薄毛は周囲の人には相談しづらく、一人で悩まれている女性も少なくありません。ルートレディースAGAクリニックでは、単にお薬を処方するだけではなく、「自分の髪のことを継続して相談できる担当者がいる」環境を大切にしています。
治療中に気になることや不安なことがございましたら、小さなことでも専任担当者へお気軽にご相談ください。